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著者 britishstudies
発表日 2007-8-31
初出 University of Stirling
著作 パブリックドメイン

要約(サマリー)

本稿は、LexisNexis が持つイギリスの日刊新聞のデジタル・データベースを定量的な言説分析に用いることによって、イギリスにおける大衆的な「インターネット時代」の始まりが、おおよそ1995年であることを明らかにしている。データのサンプルを決定する上では主にイングランドとスコットランドのあいだの地域的な差異に注意を払うために、ロンドンをベースとする『タイムズ』紙と『ガーディアン』紙を「イギリス」およびイングランドの利害を反映した全国紙として取り扱い、エディンバラの『スコッツマン』紙およびグラスゴーの『ヘラルド』紙をスコットランドの利害を反映した日刊紙として取り上げた。以上の四紙において「インターネット」をはじめとした複数の言葉が、1993年から2001年の範囲で、各紙のヘッドライン上で何回用いられているのかを、デジタル・データベースを用いてカウントした。その結果、1994年から95年を境として右肩上がりにインターネットに関する話題が新聞を通じて提供されていったことがわかり、 2000年を境にその数が大きく減少したことがわかった。この傾向に各紙間および地域間における偏差は見られず、むしろインターネットへの注目は全国的な状況であった。このように、「ニューメディア」の普及過程において、新聞のような「オールドメディア」が大きな役割を果たしていたことを、軽視すべきではない。

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(正誤表)
p.3 誤「スターリング大学が契約しているデジタル・データベースある……」→ 正「スターリング大学が契約しているデジタル・データベース《で》ある……
p.3 誤「1994年12月30日まで」→正「1994年12月《31日》まで」

(捕捉)
・検索の「ヒット数」とは「ヒットした記事数」を意味する。一つの記事のヘッドラインに複数のキーワードが含まれていても、重複してカウントはしていない。
・検索において、複数形およびハイフネーションに配慮した。例えば「Dot-com」は「Dot-coms」「Dotcom」「Dotcoms」の有りうる表記全てをひっかけるOR検索式を用いている(他のキーワードも同様)。

ご指摘、ご質問、ありがとうございます m(_ _)m >読者各位

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