
| 著者 | 交通哲学会 |
|---|---|
| 発表日 | 2008-7-27 |
| 初出 | 書き下ろし |
| 著作 | 表示-非営利-改変禁止(by-nc-nd) |
予め述べておくと、本論文の結論は多くの読者には受け入れられないであろう。一見すると、とんでもない結論が示されているからである。だが、私の論説に反対するならば、論拠もしくは論理に誤った箇所を指摘して反論せねばならない。論拠にも論理にも誤りが認められないのに、結論だけをもって論文の内容を誤りと判断する人がいるならば、そのこと自体が私の論文の正しさを保証するものとなる。
本論文は交通の問題を哲学から扱ったものである。ゆえに社会学や法学の観点とは異なった意義を持つ。また、論述のスタイルも、従来の論文のスタイルにとらわれないものである。命題証式と名づけた独自のスタイルは、項に相当する内容をできるだけシンプルに圧縮した命題として表現するものである。命題の連鎖、つまり論理さえ正確ならば、結論は正しいものとなるはずである。


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